耳鳴りの原因で右側の時とは?
ここでは、「耳鳴りの原因で右側の時」についてお話します。
耳鳴りを経験したことのある人は多くいると思います。
しかしその原因や程度などは様々で、長く続いて止まらない人もいれば、
一過性のもので数秒耳鳴りがするだけでその後何もない、という人もいます。
では今回は耳鳴りが起こる原因についてみてみましょう。
耳鳴りの主な原因とは?
大きく分けると3つの耳鳴りがあり、その種類により原因も異なります。
まずは「生理的な耳鳴り」。
これは防音室や無音室などに入ると誰しも聞こえるはずです。
また夜に特別静かな場所に行くとしぃーんという音が鳴ります。
これについては全く問題のない耳鳴りです。二つ目に「病的な耳鳴り」。
これは内耳の炎症や鼻炎や風邪ウイルスなどによる炎症から起こる中耳管の不良、
頚椎の歪みや圧迫、ムチウチ、頸部や肩のこりなどで起こる頚椎の異常、脳腫瘍、
脳動脈硬化、動脈瘤などにより引き起こされる中枢性疾患といった
病気によるものです。
その他にも不安やストレス、精神的疾患による原因、
または音響傷害(急性音響性難聴)などが挙げられます。
三つめに「他覚的な耳鳴り」。
これは耳の異常ではなく、顎関節症や顎筋肉の腫れ、
また鼓膜付近の血管の圧迫などによって起こる耳周辺の脈音と考えられます。
「病的な耳鳴り」「他覚的な耳鳴り」については改善が可能ですので、
異常を感じる場合は一度医師に相談してみることをお勧めします。
右耳だけ耳鳴りの原因とは?
耳鳴りと言うと耳全体、脳全体から聞こえてくるイメージがありますが、
右耳、または左耳だけ耳鳴りしている、という場合も多くあります。
最も考えられる原因としては3つ。
一番原因がわかりやすいのは、右耳だけ極端に使いすぎている、というものです。
例えば毎日イヤホンを右耳だけ使用して仕事している、など。
これはわかりやすいですね。
二つ目は、身体のある部分のバランスが崩れていることからくるものです。
健康な状態から突然体調を崩すと、調節機能のバランスも崩れ、
今まで気にならなかった体内の音などが過敏に聞こえてくることがあります。
注意すべきは三つ目。「突発性難聴」または
腫瘍が脳や神経に出来ているといった可能性です。
特に突発性難聴については最近多くの芸能人が患っている病気で、
早期治療ですと8割は完治しますが2割は聴力を失うという怖い病気です。
このように、最初はたかが耳鳴り、と思いがちですが
実は耳の異常からとても多くの病気の可能性があるのです。
耳鳴りが続く場合は自己判断せず早めに耳鼻科を受診してみましょう。
・・・というわけで、あなたもこのカテゴリーの記事を読んで、
「耳鳴りで右側の時」についての、お悩みを解消して下さいね!
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