耳鳴りの原因で低音の時とは?

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ここでは、「耳鳴りの原因で低音の時」
についてお話します。

 

耳鳴りの症状が続くと、とても
気になり悩ましいものです。

 

耳鳴りの音が

 

「ボー」「ゴー」

 

というような低音で鳴っている場合には、
一体どのような原因が
考えられるのでしょうか。

 

そこで今回は、低音で鳴る
耳鳴りの原因についてまとめました。

 

耳管狭窄症(じかんきょうさくしょう)

 

中耳と鼻や喉をつないでいる耳管は、
普段は閉じていますがものを

 

飲み込むときや、あくびをしたときに
開いて換気をすることで、

 

中耳の中と外の気圧を同じにする
という役割を持っています。

 

この耳管が、何らかの原因により
閉じたままになると中耳の圧力が

 

低くなり、鼓膜が後ろに引っ張られた
状態になることを耳管狭窄症といいます。

 

症状としては、低音が
聞こえにくくなったり、
低音の耳鳴りが起きたりします。

 

風邪により鼻炎や副鼻腔炎などを
生じた際に鼻の粘膜が炎症し、
発症します。

 

メニエール病

 

30〜50代の方に多いとされる疾患で、
ぐるぐるとする回転性のめまい、
耳鳴り、難聴を伴います。

 

大きな特徴として、30分〜数時間続く
強烈なめまいを繰り返します。

 

低音域の聴力低下がみられ

 

「ブーン」

 

という低音の耳鳴りが
起きることも特徴です。

 

内リンパ液が溜まり、
破裂してしまう事がめまいの
原因となっています。

 

破裂してしまった膜は自然と治り
めまいも治まりますが、再度水膨れが

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でき破れ発作が起きてしまう、
というように繰り返してしまいます。

 

突発性難聴

 

突発性難聴は、感音難聴というタイプで、
前触れもなく突然に耳が
聞こえなくなる病気で、

 

その原因はいまだに明らかに
されておりません。

 

一般的には感音難聴は治療が困難
とされていますが、突発性難聴は

 

一刻も早い治療をスタート
させることで、治すことが可能です。

 

低音障害型感音難聴

 

突然に発生する感音難聴で、
症状として低い音が急に聞こえにくくなる、

 

耳の詰まる感じがする、
低い音の耳鳴りがする
といったものがあります。

 

20〜40代の女性に増えてきている
難聴で、原因は、蝸牛に内リンパ液が
増えすぎるために起こると考えられています。

 

耳が詰まる感じがするという
自覚症状を感じる場合が多く、

 

耳閉感がする、耳の中に水が入った感覚、
声が少々響くといった感覚を感じます。

 

低音障害型感音難聴は、

 

「急性低音障害」

 

「急性低音障害型感音難聴」

 

という名称でも呼ばれることがあります。

 

いずれも同じ難聴になります。

 

このように、低音の耳鳴りの原因と
なる病気は様々に考えられます。

 

一般的な耳鳴りは「ピー」「キーン」
といった高温で、数秒で治まる
事が多いですよね。

 

しかしいつもとは違う、
低音の耳鳴りが続く
というとやはり心配です。

 

早目の治療がカギとなる病気もありますので、
医療機関に足を運び診察してもらいましょう。

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