ヘッドホンの難聴の症状とはどうなるの?

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ここでは、「ヘッドホンの難聴の症状とはどうなるのか」についてお話します。

 

街中や電車の中など、
周りを見渡すとヘッドホン(またはイヤホン)をつけ、
音楽を聴きながら歩いている人がたくさんいます。

 

スマートフォンが普及し、
音楽プレーヤーの役目を果たしているため
いつでも音楽を楽しめる世の中となっています。

 

中にはヘッドホンをつけた状態にも関わらず、
周囲にも音が聴こえるほど大音量にしている人もいます。

 

音楽は音を楽しみ、
気分も明るくしてくれる効果がありますが、

 

楽しみ方を間違えると
身体に不調をきたす場合もあります。

 

大音量でのヘッドホン着用は

 

「ヘッドホン難聴」

 

のリスクがあります。

 

ヘッドホン難聴

 

ヘッドホン難聴は、
内耳の器官である蝸牛の有毛細胞が
障害される事で起こる感音障害です。

 

「音響外傷」

 

とも呼ばれ、大きな音を聞く事で発症します。

 

音の大きさを表す単位として
dB(デシベル)が使用されていますが、

 

一般的に100dBを15分以上聴く事で
難聴になりやすくなると言われています。

 

これは、電車が通る時のガード下相当です。

 

理想は40〜60dB辺りで
普通の会話程度の大きさまでをいいます。

 

騒音レベルを長時間聴く事で
更にリスクは高まります。

 

また、ヘッドホンによる音は
高周波になりやすいため、
耳へのダメージが強い事があげられます。

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軽度の障害であれば、
ある程度の時間で障害された
有毛細胞が修復されて元に戻ります。

 

しかし、毎日のように
大音量による障害を繰り返すことで
治療が必要となるケースもあるので注意しましょう。

 

どのような症状なのか

 

ある日突然起こることはなく、
繰り返す耳への負担から
徐々に難聴になっていきます。

 

一側性ではなく基本的には両側性です。

 

大音量で音楽を聴いた後に耳鳴りが生じ、
翌日以降も続く場合があります。

 

時に耳の奥の痛みや
頭痛を伴う事があります。

 

耳の障害は早期治療が肝心ですので、

 

「聞こえが悪いな」

 

と感じたらすぐに耳鼻科への受診をしてください。

 

ヘッドホン着用する場合の注意点

 

ヘッドホン難聴は
日々の耳への負担によるものです。

 

つまり、耳の休息が最も大切になります。

 

ヘッドホンを着用する場合でも
60dBまでに抑えましょう。

 

遮音性に優れた
ヘッドホンの着用をすることで、
音量が抑えられますのでオススメです。

 

しかし、たとえ大音量でなくても
長時間にわたりヘッドホンを着用すると
耳に負担がかかります。

 

つまり耳も疲れてしまいます。

 

適度に休息を与えることも
耳鳴りと上手に付き合っていくためには大切です。

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