片耳が難聴で仕事ができる職業なんてあるの?

スポンサーリンク

ここでは、「片耳が難聴で仕事ができる職業なんてあるのか」についてお話します。

 

突発性難聴などで、片耳だけ難聴を
発症した場合、仕事上、どのような
影響が起こるのでしょうか。

 

片耳難聴者の聴こえ方

 

片耳難聴者は、文字通り
片方の耳だけしか音を聴くことができません。

 

したがって、聴こえない耳の方から
話しかけられても気づかないことがあります。

 

また、会話の内容が途切れ途切れにしか聞こえず、
何度も聞き返すことがあります。

 

この態度に、相手によっては
強い不快感を抱く人もいます。

 

さらに、音が出ている方向が
わからないことがあります。

 

例えば、携帯電話の音が鳴っているのに、
どこにあるかわからず、

 

ずっと探し続けている、
ということが起こりえます。

 

片耳難聴でもできる仕事

 

残念ながら、片耳難聴者は、
仕事上支障が出ることは必ずあります。

 

片耳難聴者のことを
十分理解できていない職場では、
苦痛を強いられることも多いでしょう。

 

また、自衛官のように、身体規約によって
入学試験さえ受けられないなど、

 

希望する職種に従事できない場合も
少なくありません。

スポンサーリンク

一方で、片耳難聴者であることを受容し、
適切な態度で接してもらえる職場では、
ごく正常に仕事に従事することができます。

 

また、公務員、看護師、介護福祉士、保育士などは
片耳難聴者であっても従事することが可能です。

 

職場の理解を得て、
場合によっては補聴器を着用すれば、
問題はありません。

 

警察官に関しては、
各都道府県によって試験の規約が異なります。

 

難聴の程度にもよりますが、
規約がない場合は受験が可能です。

 

片耳難聴者への配慮

 

片耳難聴者が健常者と同じ職場で
働くためには、周囲の十分な理解が、第一条件です。

 

どちらの耳が聴こえないのか、
どのような状況が聴こえにくいのか、
どのように話して欲しいのか、など

 

仕事に従事する前に、しっかりと話し合い、
十分な理解を得ましょう。

 

また、周囲の人間は、
難聴はストレスで悪化することを
知っておく必要があります。

 

ある程度理解をしていても、
片耳難聴者とのやりとりの上で、
支障をきたすことも必ずあります。

 

その時に、片耳難聴者に過度なストレスを
与えるような態度を示してはいけません。

 

できるだけストレスを与えず、
無理のない就労環境を作ることが
求められます。

スポンサーリンク