耳鳴りがキーンで脳梗塞の時とは？

ここでは、「耳鳴りがキーンで脳梗塞の時」についてお話します。

耳鳴りは実は元々誰しもが持っているものなのです。
しかしながら日常の生活を送っているとその音には、ほぼ気づくことはありません。

それが何かの疾患を機に突然気になり出し、
今までは聞こえなかった域の周波数の音まで聞こえてくるのです。

これが長引くと非常に厄介で、日常生活の様々な場面で不快感を
感じることとなります。

そんな耳鳴りの中でもキーンという音が止まらない、というものがあります。

この種の耳鳴りについては、高齢になるとともに耳が遠くなり、
キーンという耳鳴りがするようになる人もいるのですが、
これは人それぞれで聞こえる周波数が年齢によって異なると言われています。

その他に考えられている原因として、
病による症状である下記２つについて見てみます。

「高血圧」が原因の耳鳴りとは？

キーンという耳鳴りがするのは、
高血圧の症状が原因であることが多く認められています。

耳の周辺の血管が硬化することによって血流が悪くなり、
その結果雑音を引き起こします。
その際の他覚的な音がキーンという耳鳴りです。

高血圧の症状による耳鳴りには、
現在のところ効果的な薬があまりありませんので、
食生活を見直して塩分を減らすことなどが必要です。

また耳鳴り自体を解消するには、補聴器を使用するという方法も効果的です。

「脳梗塞」や「脳腫瘍」が原因の耳鳴り！

耳鳴りが症状として起こる疾患として、
脳梗塞や脳腫瘍があることが知られています。

脳梗塞は、長い期間動脈硬化が進んでいたり、
高血圧であることによって脳の血管がだんだんと硬くなり、
血栓ができやすくなります。

そして血栓ができることによって脳内の血管で詰まってしまい、
それが原因で激しい頭痛や立ちくらみ、目まい、嘔吐、麻痺、
しびれなど様々な症状が出てきます。

これらの症状とあわせて、キーンという耳鳴りの症状が現れる人もいます。
時期で言うと脳梗塞の初期の段階で見られることが多いようです。

脳腫瘍は良性のものと悪性のものとがありますが、
特に悪性の脳腫瘍は脳の血管や神経の内部にしみ込んでいくことによって
頭痛が起きたり耳鳴りが起きたりします。

その後更に目が見えない、耳が聞こえないなどの症状が出ることもあります。

脳梗塞、脳腫瘍ともに早期に発見できれば、
適切治療を行い生命の危機を回避することができますので、

種類を問わず耳鳴りなどの初期症状が出ている場合には、
早急に病院を受診することが必要です。

・・・というわけで、あなたもこのカテゴリーの記事を読んで、
「耳鳴りがキーンの時」についての、お悩みを解消して下さいね！

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