耳鳴りの薬でストミンとは?

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ここでは、「耳鳴りの薬でストミン」についてお話します。

 

長い時間続く耳鳴り。そんな耳鳴りをすぐに治してくれる特効薬は、
実のところありません。

 

それでもこの苦痛を取り除くために藁をもつかむ思いで
市販の薬を求める方もいらっしゃるでしょう。

 

一般的に薬はどれも全ての人に効果のあるものではありませんが
耳鳴りに効くとされている代表的な西洋薬としては、
メチコバール、ストミン、アデホス、抗不安薬などがあります。

 

今回はこの中の「ストミン」という薬について詳しくご紹介します。

 

ストミンの作用と効果!

 

この薬は「循環改善薬」と呼ばれる分類で、末梢血管を拡張させる作用の
ビタミン剤と塩酸パパベリンという血管拡張剤の合剤です。

 

ストミンの中には、パパベリン塩酸塩やニコチン酸アミドという成分が
配合されており、血行促進の効果が得られるので、

 

内耳周辺の血液の流れが良くし、循環血流量を増加させることにより
耳鳴りが治るという仕組みです。

 

耳の奥の内耳の血液循環が良くないと、耳鳴りやめまいが生じ、
不快感を感じるようになります。

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ストミンは、脳や内耳の血管を広げることで血液循環を改善する作用があり、
その結果この不快感を解消できるのです。

 

ストミン服用の際の注意事項!

 

使用する際の注意事項としては、眼圧が上昇する可能性があるので、
緑内障の人は医師の指示に従って服用することをお勧めします。
不整脈など心臓の悪い人にも注意が必要です。

 

また、ストミンには重い副作用はほぼありませんが、便秘、口の渇き、ほてり、
めまい、動悸などの症状が見られることがあり、まれにですが眠気、頭痛、発疹、
アレルギー症状や肝臓の異常などが見られることがある、との記載があります。

 

これらの症状が強く出る際には早めに病院を受診しましょう。

 

以上、代表的な耳鳴りの薬をご紹介しましたが、
これを飲めば耳鳴りが完治すると言える薬はないと言っても過言ではありません。
実際ストミンを数ヶ月服用しても全く効果がなかったという声も聞かれます。

 

耳鳴りは内耳の神経の問題だけでなく、睡眠不足、疲労、肩・首のこり、
ストレス、胃腸の状態、冷え、のぼせ、血流、自律神経失調、緊張など

 

全身的な様々な原因がもととなっていますので、
耳鳴りに限定して治すだけでなく、これらの原因を根源から
改善していくことも大切です。

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