耳鳴りの原因が脳梗塞の時とは?

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ここでは、「耳鳴りの原因が脳梗塞の時」についてお話します。

 

脳梗塞や脳腫瘍の前兆として、頭痛やしびれ、ろれつが回らない、
腕が上がらないなどは良く知られているところですが、
実は耳鳴りも含まれています。

 

今回は脳梗塞と耳鳴りの関連性について見てみることにしましょう。

 

脳梗塞ってどんな病気?

 

脳以外でできた血のかたまりが脳まで運ばれ、
脳の血管で詰まってしまうことで起こります。

 

心臓の中の血管で出来た血のかたまりが脳へ運ばれ、
血管の狭い箇所で塞いでしまうということがよくあります。

 

脳梗塞の中でも軽度だと、言葉がうまく話せない、
視覚がぼやけている、などの症状があり、耳鳴りも脳梗塞初期症状として現れます。
中度だと神経症状が悪化しており、意識があまりはっきりしません。

 

重度だと呼吸が乱れている状態が続き、生命への危険性も出てきます。

 

脳梗塞の前兆の耳鳴りはどんな音?

 

脳梗塞の前兆として起こる耳鳴りは「キーン」という高い音がします。
また、耳の中で脈を打つような感じがする耳鳴りは大変危険で
「拍動性耳鳴り」と言われています。

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このような耳鳴りの症状と併せてろれつが回らないなどの
症状があるときには緊急で受診、または救急車を呼びましょう。
血管腫などの重い病気である可能性が高く、脳梗塞に発展するものとも考えられます。

 

耳鳴りが長く続く場合や、一時的に起こる他の症状が
だんだんと悪化する場合は、注意が必要です。

 

耳鳴りが起こる原因とは?

 

脳梗塞につながる耳鳴りは、まず基本的な原因として、
脳に受けたダメージが耳鳴りとして症状で現れていると考えて良いでしょう。
ただこのダメージは突然できるものではなく、長年の蓄積によるものなのです。

 

高血圧や動脈硬化が進むことによって脳の血管がだんだんと硬くなり、
そこに血栓ができることがダメージの原因です。

 

そしてこの血栓が脳の血流を妨げ、
激しい頭痛やめまい、麻痺やしびれ、耳鳴りを引き起こすのです。

 

耳鳴りがあっても必ず脳梗塞の前兆という訳ではないですが、
早期に発見・治療を行わなければ命への危険があるため、

 

耳鳴り以外に何か身体に異常がないかなど、意識してみることで原因を探り、
たかが耳鳴りと放置しないで受診してみると良いでしょう。

 

最近では若年層の脳梗塞も増えていますので、ストレス、
生活習慣の乱れなどを改善するなどして、大きな病気の予防に努めてください。

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