耳鳴りを止める薬とは?

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ここでは、「耳鳴りを止める薬」
についてお話します。

 

キーンという耳鳴り、つらいですよね。

 

耳鳴りがつづくと食事も楽しめなく
なるほど、生活に支障が出てきます。

 

残念なことに耳鳴りを治す薬
というものは

 

存在しませんが、症状を緩和するために
病院で処方される薬があります。

 

通常、耳鳴りの治療は、
薬物療法を中心に症状の
緩和を目指します。

 

耳の検査で難聴など耳鳴りの
原因となる病気が確認された場合は

 

その治療をメインに耳鳴りの
緩和を目指しますが、
原因が特定できないケースもあります。

 

その場合、医師は患者さんの血流や
栄養管理、精神的な関連性をさぐり、
耳鳴りにつながる原因を仮説立てます。

 

それにより、薬を処方します。

 

では、耳鳴りを止める薬として
処方されている薬を紹介します。

 

耳鳴りが始まってどのくらい
日数が経過しているかも
考慮して処方されます。

 

・アデホス

 

内耳の血流量を増やすことで代謝を上げ、
機能回復につなげるために処方されます。

 

老化や新陳代謝の低下による
聴覚神経の衰えに対して効果を見込めます。

 

全身の血流に関連してくるため、
服用期間は1ヶ月〜2ヶ月服用して
効果があるか経過観察します。

 

・ストミンA

 

この処方薬は

 

「耳鳴りに効果がある」

 

としている数少ない処方薬のひとつです。

 

ストミンAは、

 

「血管を拡張する」

 

点に優れた効果を発揮します。

 

内耳に対しても、毛細血管が拡張して
血行が改善されるため、
耳鳴りの緩和につながります。

 

・副腎皮質ホルモン薬(プレドニン)

 

耳鳴りが発生して1ヶ月以内の
患者さんに対しては、ステロイド剤である
こちらの薬が処方されます。

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症状によって直接耳に塗布する
点耳タイプのものが処方されることもあります。

 

・ビタミンB12

 

ビタミンには、内耳機能や神経機能の
改善を促す働きがあります。

 

耳鳴りで処方されるビタミンでは
B12が多く、その他にB1、B6、

 

あわせて葉酸や亜鉛(ミネラル)が
処方されることもあります。

 

ビタミンB12の系統の薬として

 

「メチコバール(メコバラミン)」

 

もあります。

 

こちらは副作用が少なく、
通常のビタミンB12に比べて

 

末梢神経に対して高い作用があるので、
神経の働きを助ける用途として
処方されることが多い薬です。

 

・漢方薬

 

漢方薬については医師の診察のもと、
患者さんの体質に合ったものが処方されます。

 

処方される漢方薬として、つぎに挙げます。

 

柴胡加竜骨牡蛎湯
(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、

 

神経の高ぶりを鎮め、
心の状態を平穏に保ちます。

 

自律神経失調症、メニエール病や不眠、
うつ状態、高血圧や動脈硬化などによる
耳鳴りに対して効果がのぞめます。

 

八味丸(はちみがん)は、
高齢の方に多く処方される漢方薬です。

 

老化による耳鳴りや足腰の冷え、
夜中に何度もトイレにいきたくなる
症状に効果的です。

 

・抗うつ剤、抗不安薬

 

ストレスが原因の耳鳴りの場合に
処方されます。

 

また、耳鳴りによるストレスを
感じている場合にも処方されます。

 

薬の種類によって効果の
度合いが変わってきます。

 

耳鳴りの治療薬は、ビタミンから
ステロイド、抗不安薬といった
多岐にわたる種類の薬の選択肢があります。

 

お医者さんとよく話して、相談して耳鳴りに
効果のある薬物療法を
見つけられると良いですね。

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