難聴の電話対応はどうするの?

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ここでは、「難聴の電話対応はどうするのか」についてお話します。

 

突発性難聴のように、
今まで聴こえていた耳が急に聴こえにくくなり、

 

仕事上の電話対応に支障が出る、
というケースも少なくありません。

 

当面は聴こえている方の耳に受話器を当て、
対応することは可能ですが、

 

異変を感じたらすぐに受診して
治療を始めるとともに、
周囲の理解が必要となります。

 

ここでは、難聴になったときの
電話対応策を紹介します。

 

電話以外の方法で連絡を取る

 

ネットワークの急速な発達で、
FAXやメールだけでなく、

 

チャットのようにリアルタイムで
相手とテキストを通して
会話できるようになりました。

 

チャットであれば、例えば移動中であっても
周囲を気にすることなく連絡が取れます。

 

仕事上の取引においては、
話し合いの経過を記録できる点で
文書として残るというメリットがあります。

 

現代社会では、電話でないと
伝えられないことは、ほぼありません。

 

難聴で電話対応が
できないから仕事ができない、
そういう時代は終わりました。

 

急を要する場合や、
かかってきた電話対応をする場合は、

 

周囲の人間が
サポートすれば何の問題もありません。

 

家庭での電話対応

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家庭においては、難聴者用の固定電話によって
電話対応が可能になります。

 

・骨伝導式ハンドセット(受話器)

 

ハンドセットの振動部分を
耳の後ろ辺りに当てると、

 

骨振動で耳の中を通らず、
聴覚神経に音声を伝えます。

 

特に、外耳や中耳の
機能障害である伝音性難聴に
適している受話器です。

 

受話音量や音質の調整が可能なので、
自分の聴き取りやすい設定をして
会話を楽しむことができます。

 

・話速変換機能

 

受話速度を調整して、聴き取りやすい速度に
設定ができます。

 

一様にゆっくりするのでなく、
間を詰めることによって、
不自然さがありません。

 

・補聴器をつけたままでも

 

補聴器をつけたまま受話器を当てると、
ハウリングが起こり、
電話対応ができない場合があります。

 

受話器と補聴器を、
誘導コイル内蔵のものにすると
磁気誘導によって音声が伝えらます。

 

補聴器のマイクを通さないので、
ハウリングを起こしたり、
雑音が入ったりすることはありません。

 

着信音が聴き取りにくい場合

 

高音が聴き取りにくい場合には、
通常の着信音よりも低周波の音を出す
電話機があります。

 

また、難聴者用の電話機には
着信時にライトが点滅して、

 

音の代わりに着信を知らせる機能が
大抵付いています。

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