耳鳴りがポコポコの原因とは?

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ここでは、「耳鳴りがポコポコの原因」についてお話します。

 

耳鳴りはその程度や症状、聞こえ方や音の高さなど様々ですが、
そのなかで「ポコポコ」という音が聞こえることがあります。
今回はこの音について原因や症状をご紹介します。

 

気圧の変化によるもの!

 

高い山に登った時や飛行機に乗った時など、
急な気圧の変化で耳と鼻をつなぐ耳管が閉じたままになってしまうと、
ポコポコという耳鳴りが聞こえることがあります。

 

気圧の変化が原因の場合は、「耳抜き」という方法で回復することができます。
鼓膜の内側と外側の圧力差をなくすことで回復させる方法で、
鼻と口を閉じた状態で耳に空気を送るというものです。

 

風邪や疲労などが原因で一時的に耳管が狭くなっている時、
また元々耳管が狭い人などは気圧の変化による影響を受けやすいと言われています。

 

筋肉の痙攣によるもの!

 

耳の周囲や中耳の辺りの筋肉が、
コリや緊張によってけいれんを起こすことにより、
太鼓のような音の耳鳴りが生じます。

 

前兆が何も無く急に聞こえてきますが、
数秒から数分でおさまるケースがほとんどで、長時間続く場合は治療が必要です。

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中耳炎の初期症状や滲出性中耳炎によるもの!

 

風邪やちくのう、アレルギー性鼻炎などが原因で鼻がつまり、
その結果耳に負担がかかることによって中耳炎になることがあります。
この初期症状としてポコポコという耳鳴りがします。

 

また耳の鼓膜の内側にゆっくりと滲出液が溜まることで起こる
滲出性中耳炎を患うと、耳が詰まったような感覚になり、
自分の声が頭の中で響くように感じることもあります。

 

耳管狭窄症・耳管開放症によるもの

 

耳管が閉じたり狭くなって耳の換気機能が低下しているのが耳管狭窄症で、
開放されたままの状態なのが開放症です。

 

どちらも耳が詰まった感じがしたり自分の声が響いたりする他、
症状としてはめまいや難聴、ポコポコという耳鳴りがしたりします。
何れもストレスや疲れが原因とされています。

 

上記はポコポコと音のする代表的な耳鳴りですが、
他にも唾液を飲み込んだ時や、大きなあくびをした時、

 

耳垢が入っていたり耳の中に虫や水、
異物が入ってしまった時にも同様の音がする場合があります。

 

耳の機能低下や他の病が原因である可能性もありますので、
比較的長い時間続く場合は早めに耳鼻科を受診しましょう。

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