耳鳴りで蝉の声がする時はどうするの?

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ここでは、「耳鳴りで蝉の声がする時はどうするのか」についてお話します。

 

ふとした時に鳴ることも多い耳鳴り、
どのような音が多いですか?

 

耳鳴りの音を文字や言葉で表すとすると
「ジー」という蝉の声のような音が多いです。

 

その他には「ピーン」という金属音
「ピー」という電子音があり、
この3つの音が飛び抜けて多いといわれます。

 

耳鳴りは健康な人でも感じることがあります。

 

それは数秒で治ることが多く、
ほとんどが特に問題ではないでしょう。

 

しかし、これが数年前から
定期的にずっと鳴り響くとすると気になりますね。

 

耳鳴りに集中してしまい、
不眠になったりストレスを感じることでしょう。

 

またこのように慢性的に耳鳴りが起こる場合、
何かしらの疾患が潜んでいる
場合もあるので注意が必要です。

 

では耳鳴りとともに
起こり得る症状を上げていきましょう。

 

耳鳴りが起こり得るもの

 

1、外耳道炎

 

外耳道という耳の穴に炎症が起きて発症します。

 

耳掻きなどで耳の穴に傷ができ、
そこから汚れたプールの水など
細菌が侵入することで起こります。

 

痒みや痛みが主な症状ですが、
耳の穴が腫れることで耳鳴りも生じます。

 

2、耳管開放症・狭窄症

 

鼓膜の奥にある鼓室と鼻(のど)の奥を繋げる耳管が
開放すると「耳管開放症」
狭くなると「耳管狭窄症」になります。

 

耳が詰まったような耳閉感は
低音の耳鳴りの原因となります。

 

3、滲出性中耳炎

 

鼓膜の奥に炎症が起きて
滲出液が溜まる状態になります。

 

これにより鼓膜の振動が鈍くなり、
耳閉感や耳鳴りを起こします。

 

4、メニエール病

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内耳を満たす内リンパ液が増えすぎてしまい起こります。
耳鳴りの他に難聴や回転性のめまいを伴います。

 

何度も繰り返し、次第に症状も治りにくくなります。
内リンパ液が増えてしまう原因については不明です。

 

5、突発性難聴

 

「朝起きたら聞こえにくくなった」

 

などある日突然起こる難聴で、
はっきりとした原因は不明です。

 

内耳の血流障害やウイルス感染、
ストレスによるものとされる説もあります。

 

耳鳴りやめまいも伴うこともあり、
メニエール病と似ていますが、

 

メニエール病とは違い
めまいは1回しか起こりません。

 

6、低音障害型感音難聴

 

20〜40代の若い女性に多く
発症している難聴です。

 

低音の耳鳴りや低音が聞こえづらくなります。

 

主にストレスなどの
生活環境による原因とされています。

 

症状は軽症で比較的治りやすいですが、
20〜30%の割合で繰り返し発症します。

 

7、その他の疾患

 

聴神経腫瘍や脳梗塞などの疾患や、
高血圧や糖尿病、脂質異常症など様々あります。

 

耳鳴りとは

 

なぜ耳鳴りが起こるのか、
はっきりとした原因は
いまだによくわかっていません。

 

異常のない耳鳴りと、
早期に治療するべき疾患からの耳鳴りの判断は
とてもしづらいものです。

 

ただ、耳鳴りが慢性的に起こるということは
何かしら隠れた疾患がある恐れがあります。

 

早期発見・早期治療が重要で
命にも関わることもありますので、
異変を感じた場合は医療機関へ受診をしましょう。

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