耳鳴りがずっと続く時とは?

スポンサーリンク

ここでは、「耳鳴りがずっと続く時」
についてお話します。

 

耳鳴りを経験されている方は
多くの数いらっしゃいます。

 

短時間で鳴り止むものでしたら、
ほとんどの場合気にする必要がありません。

 

しかし、不快な耳鳴りがしばらく
鳴り止まないという場合は、
どのようなことが考えられるのでしょう?。

 

そこで今回は、耳鳴りがずっと
続いた場合に考えられる原因をまとめました。

 

・中耳炎

 

「ガー」「ザー」という
耳が塞がれたような耳鳴りが続く場合に、
中耳炎が考えられます。

 

浸出液が耳に溜まってしまう
ために起こる症状です。

 

水が流れるような耳鳴りが続くときは、
登山や乗り物、ダイビングなどによって

 

圧力が急変し、鼓膜よりも深い場所の膜が
破れてしまっている可能性があります。

 

めまい、まっすぐに歩けないという症状を
伴う場合は早急に受診しましょう。

 

・耳管狭窄症

 

耳管と呼ばれる耳と鼻をつなぐ管が、
何らかの原因により狭くなったり、
詰まってしまう病気です。

 

耳管とは耳の奥にある中耳腔という
部分から喉の奥の上部にある
上咽頭という部分をつなぐ細い管です。

 

その長さは一人一人異なりますが、
成人になると約3.5センチの
長さになると言われています。

 

耳管の働きは、耳の内部と外の圧を
等しくし、鼓膜をピンと張ることです。

 

耳管狭窄症になると耳管の働きが損なわれ、
鼓膜をピンと張ることが出来なくなります。

 

これにより耳鳴りや難聴などの
症状が表れてしまいます。

 

・外耳道炎

 

耳の穴(外耳道)に炎症が起きる病気で、
慢性と急性があります。

 

急性外耳道炎は、プールや海で
汚れた水が耳に入ったり、

スポンサーリンク

耳かきなどによる小さな引っかき傷から
細菌に感染することで起こります。

 

症状としては、耳の中の痛みや
かゆみがありますが、

 

耳の穴が腫れた場合
耳鳴りや耳閉塞感(耳がつまった感じ)が
生じます。

 

慢性外耳炎とは、急性外耳炎が
完治せず慢性化してしまったものです。

 

・突発性難聴

 

ある日突然、片耳に耳鳴りと
難聴が起こる病気で、

 

さらに半数の人が回転性の
めまいも伴います。

 

症状としては、メニエール病の
初期症状と似ていますが、

 

突発性難聴のめまいの発作は
一回だけという特徴があります。

 

原因としては、内耳の血流障害、
ウイルス感染、ストレス
などが関係していると考えられます。

 

・メニエール病

 

内耳を満たしている内リンパという
液体が増え過ぎ、内耳がパンパンに

 

膨らんでしまうことによって
起こる病気です。

 

突然に、回転性の激しいめまいとともに、
難聴、耳鳴り、耳閉塞感が同時に発生し、
何度も発作を繰り返します。

 

このように、耳鳴りが続くときの
原因は多数考えられます。

 

なかなか鳴り止まない耳鳴りに
頭を悩ませている人は
たくさんいらっしゃいます。

 

早期に対処すべき病気もありますので、
異常を感じた場合は、
早目に受診するようにしましょう。

スポンサーリンク