耳鳴りが高音で難聴の時とは?

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ここでは、「耳鳴りが高音で難聴の時」
についてお話します。

 

耳鳴りは、何が原因で
起こっているのでしょうか。

 

耳鳴りの聞こえる音は、様々にあります。

 

「キーン」「ピー」

 

という高音の耳鳴りが続いた場合、
難聴が関係している
場合はあるのでしょうか。

 

そこで今回は、高音の耳鳴りが
聞こえる場合と難聴について
詳しくまとめました。

 

耳鳴りと難聴の原因

 

耳の異常や加齢による耳の器官の衰えで、
耳の音を伝える働きが悪くなります。

 

そうすると、音を聞こうとする力が低下し、
音を感じる機能を持つ耳の奥の部分が、

 

もっと音を取り込もうとするために
感度を高めてしまい、そのために
耳鳴りを起こしてしまいます。

 

これは、スピーカーが、
音量を大きくした際に

 

「キーン」

 

という高音が鳴り響く現象に似ています。

 

このような仕組みにより、
耳鳴りと難聴がセットで
起こりやすくなっているということです。

 

突発性難聴

 

高音の耳鳴りは、突発性難聴の可能性があります。

 

突発性難聴は、予兆なく突然に起こるもので、
朝目覚めたら聞こえにくくなっていた、
電話口の声が聞こえづらい、

 

自分が呼ばれていることに気が付かない
といった症状が現われます。

 

一般的に耳鳴りは50代前後から
発生する場合が多く、
高齢になるほどその頻度が高まります。

 

しかし、突発性難聴は30〜40代の
働き盛りの若者にも多く見られ、
近年患者数が増えている病気です。

 

ほとんどの場合、
片方の耳が聞こえにくくなり、

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難聴の前後に耳鳴り、めまい、
吐き気を感じる場合もあります。

 

原因はいまだに解明されていませんが、
内耳の血液循環の悪化や、
ウイルス感染によると考えられていて、

 

発症前には多くの患者さんが
疲労を感じていたことが判っています。

 

また、風邪にかかっている人も
発症しやすくなっており、

 

抵抗力が弱っているときに
耳に異常を感じたら注意が必要です。

 

騒音性難聴

 

騒音性難聴は、長時間騒音に
暴露された場合に発生します。

 

ロックコンサートや爆発音などの
強大な音響により突発的に起こる難聴は

 

「音響外傷」

 

といいます。

 

多くの場合耳鳴りを伴い、
大きな音を聞くと音が割れて聞こえ、
言葉の識別までも難しくなります。

 

内耳蝸牛の感覚細胞が障害を受け、
回復不能になるために起こります。

 

難聴になるかどうかは個人差が大きく、
同じ状況下にいた場合でも難聴になる人と
ならない人がいます。

 

蝸牛の有毛細胞へのダメージが
軽い場合は1〜2日で自然に
回復しますが、

 

ダメージが重い場合で
治療が遅れてしまうと、

 

有毛細胞は再生困難な細胞のため
耳鳴りや難聴が慢性化してしまう
可能性があります。

 

なるべく早めに
医療機関を受診するようにしましょう。

 

このように、高音の耳鳴りは
様々な難聴が原因となって起こっている
可能性が十分に考えらえます。

 

自然に治るものもあれば、
早期の治療を行わないと改善が
難しくなってしまうものもあります。

 

症状が気になるようであれば、
医療機関へ足を運びしっかり
病状を診てもらうことが一番です。

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