中耳炎で耳鳴りが治らない時の対処法とは?

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ここでは、「中耳炎で耳鳴りが治らない時の対処法」についてお話します。

 

耳鳴りは中耳炎の一つの症状として起こることがあります。
中でも、中耳炎が完治した後になっても耳鳴りがおさまらない
という例があります。この現象について見てみることにします。

 

中耳炎とは?

 

中耳炎とは、耳の鼓膜から奥にかけての中耳で起こる炎症です。
この病気は子供も大人も発症し、その症状として
耳鳴りなどを感じることが多くあります。

 

中耳炎が原因で起こる耳鳴りは実はとても危険で、
放置しておくと難聴などの後遺症が残ってしまう可能性があります。
治療中は耳掃除や入浴を控え、耳に水を入れないようにすることが大切です。

 

中耳炎によって起きる後遺症の耳鳴り/治らない耳鳴り!

 

耳鳴りは中耳炎の後遺症としても起こります。
頭の中や耳の外部でで音が鳴っているような感覚があります。
これは内耳の他に外耳や中耳に異常があることが原因です。

 

まずは中耳炎の治療を開始し、同時に耳鳴りの治療としては
主に服薬療法が行われます。

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次に、後遺症ではなく、中耳炎自体が治った後も耳鳴りが治らない例についてです。
この場合、内耳に異常がある可能性が高く、
長い時間がかかりますが内服薬を使用する方法で治すことが出来ます。

 

また並行して高気圧酸素療法や鍼治療を行うことも可能です。

 

高気圧酸素療法とは、高気圧酸素ボンベの中に入り、
強制的に血中の酸素融解量を増やすことによって少ない血液で大量の酸素を運ばせ、
耳の神経に十分な酸素を送り込み、耳の神経を正常に、元気にするという治療法です。

 

耳鳴りそのものがストレスとなり日常生活に支障が出たり、
眠れないという場合には、ストレスを軽減する薬や睡眠導入剤を
医師により処方されることがあります。

 

眠れないことで更に耳鳴りの症状を悪化させてしまうことは非効率ですので、
そのような場合は睡眠導入剤を使用することが勧められるのです。

 

これらの治療を施しても耳鳴りがなかなか治らない場合は、
中耳炎ではなくストレスなどが原因である可能性があります。

 

特に耳鳴りとともにめまいを伴う場合は、
自律神経失調症である可能性が高いと考えられますので、
いずれの原因が疑われる場合も一度耳鼻科を受診することが大切です。

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