耳鳴りの原因が左の時とは?

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ここでは、「耳鳴りの原因が左の時」についてお話します。

 

耳鳴りは常に両耳に起こるものではなく、
むしろ片耳だけで起こることがほとんどです。

 

今回は「左耳」に起こる耳鳴りについて
可能性のある原因を見てみましょう。

 

難聴が原因の耳鳴り!

 

全ての人にあてはまるわけではありませんが、
老人性難聴の初期症状として左耳の耳鳴りが起こることが多いです。
左耳だけに「キーン」という高音が聞こえるのが特徴です。

 

何歳からという区切りも明確にありませんので、
ある程度の年齢に達してこの症状があれば、まず疑ってみましょう。

 

自律神経失調症が原因の耳鳴り!

 

精神的なストレス、身体的なストレス、
何れの原因でも自律神経失調症の原因となります。

 

要は交感神経と副交感神経の作動がうまくいかず、
様々な身体の不具合を引き起こすのです。

 

この不具合の一つが左耳の耳鳴りです。
最初は軽度なので気づきにくいことが多いです。
結果として難聴を伴うこともあります。

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この病気自体は生活習慣をゆっくりと変えていくことで改善できますので、
自律神経を整え正常に戻していく努力、
治療をすることによって耳鳴りも緩和されていきます。

 

脳腫瘍が原因の耳鳴り!

 

片耳だけの耳鳴り、特に左耳だけの耳鳴りが続く場合は、聴覚に関連する神経、
またはその周辺に腫瘍がある可能性があります。

 

左耳の聴神経にできた腫瘍を長時間放置すると肥大してしまい、
聴神経以外の部分にも悪影響を及ぼします。
この腫瘍は脳腫瘍の一種で、大きくなると治療が難しくなります。

 

このように、大きな病気が原因となっていることもありますので、
単なる耳鳴りと放置せず、一度早めに耳鼻科を受診することが大切です。

 

ただ左耳に耳鳴りが起こっても、
数秒から1分くらいのものであればまず心配には及びません。
これは右耳だけでも両耳でも同様です。

 

また、右脳と左脳で機能が全く違うことから、
その脳の近くにある右耳と左耳では出てくる症状も違ってきます。

 

ですから耳鳴りが続く時には症状が出るのが左か右かを意識し、
それを知ったうえで受診すると良いでしょう。

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